起業をして成功する人は…
私は、会社設立の依頼を受ける際、必ずヒアリングすることがあります。
「なぜ、会社を設立するんでしょうか?」
「どんな会社にしたいですか?」
様々な反応が返ってきますが、
大別して、以下の3パターンに分かれます。
①そんなことはどうでも良いという反応をする人
②細かく設立に至った経緯と、会社の方向について語ってくれる人
③そう言われると、なぜ設立しようと思ったのかと考え込んでしまう人
これらの3パターンのうち、どのパターンの人が成功する可能性が高いでしょうか?
私の経験では、成功している人は
たいてい③のパターンの人が多かったです。
成功とは何か?という定義もありますが、
ここでは、順調に売り上げを伸ばしている会社としておきましょう。
なぜ、③のパターンの人が成功する可能性が高いのでしょうか?
③のパターンの人とお話していると分かるのですが、
③のパターンの人は、PDCAサイクルを回すことができる人が多いからかと私は思っています。
例えば、
P・・・最初に会社設立の計画を立て
D・・・私の事務所の門をたたきます。
C・・・私がアドバイスをすると、
A・・・そのアドバイスに基づいて会社設立について再設計をします。
②のパターンの人は、PDCAの「A」ができないため、
理想論で終わってしまうことが多いのですが、
③のパターンの人は、PDCAの「A」ができるため、
計画の修正などを行いつつ、
事業計画どおり実行が可能かどうかなどのシュミレーションも行え、
結果として成功に結び付いていることが多い気がします。